キヤノンEF70-200F4isタイプll
中学生の頃のキャノンレンズは
スピゴットマウントと呼ばれる根本のリングを回して締めるNEW FDシリーズの前のFDレンズが主力レンズだった。
子供だった僕の憧れは勿論サンニッパ!
当時はFD300mm F2.8s.s.c
s.s.cとはコーティングの表記で
リーズナブルレンズはs.c(スペクトラコーティング)高級レンズにはs.s.c(スーパースペクトラコーティング)仕様だった
流石に溺愛されてる、バカ息子にも
サンニッパは買って貰えず(当たり前
手にしたのは17年後のフィルムEOS用
EF300mm2.8L(非isの初代)
でサンニッパデビューを果たした。
(EF180/3.5Lマクロ、EF300/4L is.キャンペーン中に購入したらフローライト原石が貰えた、3個もってるから後1本何買ったんだろ?)
特に子供心にインパクトがあったのは
300mmで F値が2.8と言う
大口径もそうだが、それよりも
フローライト(蛍石)を使用して
色収差補正しているという代物
そのフローライトの語感と言うか
蛍の石と言う摩訶不思議さと言うか
どうも子供心に強烈に染み込んでしまい
チタン万歳と同じく(笑
EDだろうがLDだろうが、
はたまたUDだろうが
ファーストはフローライト!になって
大人になっちゃったわけである。
で、フローライト=大砲ってな
わけでも無く余り人気の無かった
EF50-200L(非USM)
なんて言うリーズナブルな
ズームにも稀であるが使われていた
勿論買ってたが(が余り良いとは思わなかった)
で、いつのものごとく、前置きが長くなり
本レンズの初代モデルにもフローライトが
使われていて、もうそれだけで4というf値に
不満はあるが絶対に購入するのは
分かってはいたが、予約、即!購入に至った(笑
初代(タイプ 1型非is)と
70-200F2.8のll型(その前には80-200/2.8→70-200/2.8 →70-200F2.8タイプllと移行)
の2本を所有していたが
使用頻度に関して、コンパクトなF4タイプ1の
出番が多く、2.8の方は防湿庫待機の方が長かった。
(本レンズにて初撮り6月5日)
昔から長く重いレンズは嫌いで
長い時間抱えてると、
段々撮るのが億劫な気持ちになってくる
若人時代、ジジイなり一層
(オリンパスに変わってからも)
その性癖(笑)には拍車がかかり
前回のノクトンも早々と手離した(爆
ノクトンの場合どう練習してもMF故の
拡大→ピン山合わせ→デフォルト(構図確認
のルーティンが時間を消費し過ぎて
押したい時に押せないジレンマが募り、
(蝶だと飛ばれる確率が高い)
自分にとってのAFの恩恵と
アドバンテージは撮影の比重を
大きく占める事にまたまた気付かされた
で、70-200/4llであるが
明日の事は分からない
即売却して、てロケ代に変わるか
新たなレンズにばけるかの二択
偶に生活費にも化けることもなきにしもあらず(笑
コムライトのアダプターにEM1llは勿論ビシバシAFが来る
以外だったのはキポンのアダプターにEM1無印でもAFがバシバシ来るところ
ハンドリングバランスも素晴らしく
ゴムローレット部分の花瓶みたいな括れも素敵
キレもボケもとっても良い!
撮影のテンポも良くなって(ノクトンと比べてでは無く純正レンズとアダプター装着系レンズとのテンポの相違点がないと言う意味合いで)
(本日で撮影3日目、期待を裏切らない良いレンズ!自家製フードもやっと間に合う)